残暑の木陰で part1
みなさん、こんにちは。
少し前に比べて、しおさい林道に入る日差しは若干秋めいてきました。
湿地が多い木陰では、新たに繊細な花々に出会えましたよ!
和名は、痩果(タンポポような単純で乾いた果実の一種)に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来するそうです。
同じセンニンソウ属にお馴染みのクレマチス(テッセン)がありますが、こちらも風車の様に四枚の花弁がお日様に向かって目一杯開いています。
続いては、二本立て続きでご紹介です。
(よろしければ、画像の拡大するをクリックしてご覧いただけます。)
1つ目は、盆花でよく知られているこちらです。
別名は、ショウリョウバナ(精霊花)などもあります。
「ミソハギ」の由来は、ハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれるそうです。
暑くてもこの健気なたたずまいに癒されますね。
二本立てギャラリー・2つ目は、
左は蕾で、右は開花したところです。
どちらも花弁の縁や筋からのピンク色のグラデーションが柔らかくキレイですね。
ちなみにツルリンドウは、都心近郊では絶滅危惧に近いそうで、近縁種もレッドリストの指定を受けているもようです。
詳しくは、wikipedia/ツルリンドウでご覧ください。
今回最後の紹介はこちら。
よく見るトカゲさんです。
尻尾が胴体以上に長く、側面に見える帯状の斑点が特徴的です。
林道を歩くと落ち葉などの下から、カサコソと素早く動いています。
このように、野道や林道を歩き慣れると生物の同化する様子などにも気づいていきます。
もちろん森林浴のような感じで癒されることも多いですが、自分でも気づかないうちに体の感覚も良くなっているかもしれません。
(余談:ちなみに、まだ購読できていませんが最近「Nature Fix」(←Amazonより)という本を知り、内容によると「1日15分でも自然の中を歩いたりすることで、創造力や幸福感という脳の機能を高められることを科学的に解明」しているとのことで、気になっています。)