残暑の木陰で part2
2020年8月31日
8月最終日、明日から9月ですね。
みなさん、お変わりなくお元気でしょうか。
私事ですが、この夏の良かったことの一つが、
海岸沿いの面白い植物をこのようにリモートで見れてきたことです。
春ギリギリまで穴水にいた時に見たかった、本当に子が顔出すシダを確認できました!
表面のあちこちから無性芽が出て小さな葉を広げています。
子持ち羊歯の名は、この芽を子どもに見立てたものです。
葉が古くなると見える様子とのことですが、高級皮革ソファーのような質感もありキモチ艶めいて見えますね。
続いて、
茎や葉柄が赤みを帯びることからこの名があり、漢字で「赤麻」の『麻』は、昔は繊維を布の材料としていたことからついたものか?との記述も見られました。
他サイトで見たものとは違い、このアカソは花の様子や葉柄の赤がキレイに映えています。
こちらのシロダモは、赤目の小さい粒が蕾で、緑が実になります。
この実は昨年花だったもので、ここから赤く熟していきます。
揚げたタラの芽の天ぷらを思い出しました。また食べたいです。
調べてみると、タラノキは何やらヤヤコシそうです。
左は刺の少ないメダラで、右は実のように見えても花の蕾です。
その花が、一部の図鑑によれば両性花と雄花で構成されていて分かりにくいとのことです。とにかく、遠目で見守ります。
最後の画像です。
朽ちていく様が、8月の終わりを告げるカタチでもってきてみました。
春に散策した時に、この若葉の広がり方や、優しく雲を描くような枝ぶりが印象的だった植物です。
改めて、変わっていくということを感じました。
諸行無常。
この世のもは果敢ないけれども、頑張ったね!頑張ってるね!って告げたくなりました。
いつも読んでいただきありがとうございます。
来月もお楽しみに!