蒸し暑い梅雨の林道で
林道の入り口は、どこもワラビやススキ、クズやサルトリイバラが繁茂して、ヒトの侵入を拒んでいるかのようですが、ひとたび林道の奥に入るといつもの落ち着いた様子です。この時期になると、花もありますが、実の方にも目が行くようになりますね。


ヒメヒオウギスイセン 見事な朱赤が目を引きつけます。湯ったり館うしろの林道入り口に咲いていました。植栽されたものが、野生化したと思われます。

ヤマハギ の花。紫から紅紫のグラデーションが鮮やかです。林道入り口です。

ネムノキ の花です。どうやら咲き始めです。この花が咲くと梅雨が明けると聞いたことがありますが、どうやらまだ先のような空模様ですね。

ネジバナ の花。小さく可憐なピンクです。

極端にねじた花と、真っ直ぐな花が並んで咲いていました。どちらもネジバナ。

エゾアジサイ の花。薄い空色が清楚にたたずんでいました。

トリアシショウマ の花。

トリアシショウマ の葉。

ヒヨドリバナ の蕾。林縁の陽当たりの良いところによく見かけました。

ジャノヒゲ の花。林道階段の擬木脇からこの薄紫が顔を出していました。咲き始めです。

ヤブコウジ の蕾です。林縁日陰にひっそりと咲く準備をしています。

ミヤマウズラ です。花茎を伸ばし始めています。

オオバクロモジ の果実。

ヒトツボクロ の果実。膨らんできました。つやもありますね。

これは、6月の下旬に撮影したケンポナシの花です。それが、2週間ほどすると、

この状態になっていました。独特な実の付き方をしています。ケンポナシの果実です。

オカトラノオ の蕾と花と果実が並んでいます。面白いですね。

コイケマ の葉です。なんとも言えない幾何学模様ですね。

オオバギボウシ の花と蕾です。潮騒の道の路肩・崖のあちこちに咲いていました。

梅雨の湿気をたっぷり浴びたオオバギボウシの花と果実です。