しおさい林道を楽しみませんか
石川県の能登半島内海にある
穴水町には、「潮騒の道」と呼ばれる海岸沿いのウォーキングロードがあります。
その潮騒の道の上方には、スダジイの原生林を中心にコナラ、ヒサカキ、ヤブツバキ、シロダモ、ヤブニッケイなどの木々が混在しています。
その林の中を上下左右蛇行した遊歩道が通っており、それを私は「しおさい林道」と名付けました。
定年退職後年々体力が落ち、ひざや腰が痛んできたこともあって、健康増進・体力増強(維持かな?)を求め、この3月から、「しおさい林道」を使った登り降りを試みました。
近くの宝山マリーナ駐車場で車を降り、すぐ横の林道入り口の階段を登ります。
おおよそ8の字を描くように林道を一回りめぐってみました。
最初の登りが一番きついのですが、その後は下りもあるし、登りもさほどでもなく、気分良くウォオーキングできました。
何より、まずは植物に目が行きました。
早春の林床に、ツルリンドウやタチツボスミレが芽生えているではありませんか
(゚ロ゚)!!!
あちこちにシュンランの蕾も見つけました。そうこうしながら歩みを進めるうちに、あたりから鳥のさえずりが聞こえてきます。
ウグイスの節回しと風の音、そして潮騒がコラボして何とも言えない心地よさを味わうことができました♪
日によっては、海にそびえる勇壮な立山連峰を拝むことさえできるのです。
この体験をきっかけに、その後も日々変化する植物たちの様子が気になり、惹かれるようにして「しおさい林道」に足を運ぶようになりました。
週に3~5回、時間にして1~2時間ほどかけて歩きます。
いつの間にか、ひざの痛みが和らぎ、大殿筋が増強してきたようで腰痛も減りました。
トレーニングだと、続けることが苦になることも多かったのですが、
しおさい林道ウォークは、体力のみならず、楽しみやワクワク感もあり、心の癒しも得られるので無理なく自然に続いています。
こんな素敵な「しおさい林道」、植物や野鳥、釣り、写真、ウォーキングなどを趣味にしておられる方には、
是非ともおススメのスポットです!
町民はもちろん、加賀、能登、県外、国外を問わず、能登半島の穴水、「しおさい林道」を訪れて楽しんでみませんか?
(ただし、自然保護へのマナーをお忘れなく☆)
2020年3月 池上 悟
ゆるい投稿ですが、しおさい林道の季節の様子をぜひお楽しみください。
It’s a pretty slow blog, but please enjoy the seasonal plants and sceneries of Shiosai Rindow, thanks!